わざわざ言わなくていいのにね

2015年10月31日

やっぱり?なのか、他にも2人がデータ改竄していたとの報道
会社は「安全性には問題がない」と早々と公表したけど、『まだ割れていない薄氷の上を歩いていても、”まだ割れていないから大丈夫♪”って言ってるのと同じじゃないよね?』と思ったのは私だけでしょうか・・・



ちょっと前の報道で、どっかのアイドルグループが大宰府政庁跡で男性限定のコンサートを開くことが問題になったっていうのがありましたね
市が協賛金を出しているというわけではないのですが、市の管理する施設を無料で利用させるというところから、男女共同参画なんちゃらという団体から”男女差別じゃないか”というクレームが入ったとの事
あくまで公共施設で役所の協賛で行うコンサートで男性限定という男女差別につながる事をするというところが問題視されているみたいですが、まあ、それ自体も『そんな重箱の隅を楊枝でほじくるような事せんでもええやん!よっぽど暇なんかあんたら?』的な疑問も湧きますが、それよりもたった一つの事象を取り上げてどうのこうの騒ぐんじゃなくて、例えば今回は確かに男性限定だけど、同じ市内で次回は女性限定のをすればいいんじゃないの?とか、解決策とか妥協案とか出せよ!って、その方がよっぽど建設的だと思いませんか?


ただそれ以上にアホらしく思ったのは、そういう事実に対して専門家としてコメントをしていた弁護士達
法的に問題があるかどうか、確かにそうなんだけど、なんでそんなに杓子定規な法律論しか言えないの?って思います

最近よく話題になってるからなのかは解りませんが、わざわざ『性的マイノリティーの人達の権利』云々を出す弁護士とかいてマジで信じられません
だって、わざわざチケット買う時とか入場ゲートで『性別確認のために証明できるものを提示してください』とか『ボディチェック』だなんてしないでしょ?

そもそも今回のコンサートに限らず、男性限定とか女性限定とか、親子限定とか、そういった”〇〇限定”って謳うのは別に男女の性的差別とかをしたい訳じゃなくて、ただ単に特別感を出す手法として用いているだけの話で、例えいかにも男装・女装で誤魔化して参加しようとする人がいたとしても、『お前怪しいから調べさせろ!』じゃなくて『ご自身が男性(女性)だとおっしゃるのならそれで結構です』ぐらいの懐の深さを見せればいいだけじゃんって

男と女、子供に大人にお年寄り、肉体的・年齢的など、さらには例え同じ性の同じ年の人間であったって体格や性格など、人ひとりみんな違うわけです
どうしたって違いがある以上、多少の不平等感があったとしても、社会を円滑に回していくためにはある程度の区別(ルール)が必要になるのはしょうがないはず

ある一部のカテゴリの人達の事を”マイノリティー”だなんだって言っている時点で『自分はマジョリティーだ!』と主張しているのと同じだとなぜ気づかぬ!
過渡期において何らかの改善を求めることは悪くないと思う
が、声高に叫びすぎることで、かえってただの”区別”でしかないものまで”差別”に押し上げてしまうことがあり得てしまう
それに気が付いていない人にまで、無理やり差別という意識を植え付けかねない

本当の意味で”差別をなくす”というのは
その違い・区別を誰も気にしなくなるようにすることじゃないんでしょうか


かつて有名な黒人ミュージシャンが来日公演をした時
大勢のファンに囲まれ、ファンならず普通の人とも並んで写真を撮り、同じテーブルで食卓を囲み、一緒に銭湯で汗を流した
そんな当たり前のことにとても感動したそうです
その姿を見た回りの人達は、そのミュージシャンが何に感動しているのかさっぱり解らなかったそうです
不思議がる人たちにミュージシャンはますます感動し、『何が不思議なのか解らないことこそ素晴らしい』といった返事をしたそうです

まだ黒人差別が色濃く残る時代
黒人であるというだけで見下され、黒人であるというだけで隣に立つことも会話することも、店に入る事すらも憚れる

そんな時代に、同じ一人の人間としての対等な扱い

ただ単に知らなかっただけなのかもしれない
それでも、黒人に生まれ、差別とともに生きてきたミュージシャンにとって初めてだった差別されない日本での滞在
どれほどの感動を彼は受けたのでしょうか




差別を差別と認識しなければ、そもそも差別なんてことにはならない

そう思うが故、声高に差別是正を主張することに違和感を感じてしまう
だからこそ、したり顔で『性的マイノリティーの人達が~』なんて言い出す弁護士達(それを当然のように記事にするマスコミ)をアホちゃうん?って思ってしまう私でした


  


Posted by 某所の人 at 22:22Comments(0)戯言ひとりごと

氷山の一角では?

2015年10月28日

なんかまた欠陥マンションかなんかが世間で騒がれてますね
ウチの隣の小学校(一応?私の母校)も、某企業がくい打ちを受注していたとやらで新聞記事にもなってましたわ

一応、某企業が受注していたものの、例の担当者は係わっていなかったのと、ちゃんとくい打ちが行われていたという証拠書類があったという事で、”安全性は確保されている”との公式発表がされたみたいです

ただ・・・これで一安心と完全に思えないのも事実だと思うんですね
だって今回の事件、たまたま(と言っては住民の方には大変失礼ですが)当該マンションが傾いたという事件があったから事が露見したわけで、それが無ければ誰もその改ざんしたデータをいまだに見抜けなかった可能性が高いという事

ちょうど母校の記事が載っていた日に、匿名で実際にくい打ちをする下請け企業の方のコメントもありました
解り易くいえば、どんだけ雨や雪で工事が出来ない日があろうが絶対に期限を守れ!という元請けからの厳命、しかも今回のような地盤が軟弱でより深く、追加のくい打ちが必要な事態が起きたとしても、その費用はすべて下請け企業の持ち出し(費用の追加請求が出来ない・させてもらえるような雰囲気でない)という事がほとんどで、だから何らかの問題が生じたとして、見なかった・無かったことにしてしまうという事が無いとは言いきれない(頻繁ではないにしろ、日常茶飯事的な事である)と
一旦建物ないしが建ってしまえば建物を壊さない限り測り直しは出来ない
書類に書かれた数字が本当に正しい数字かどうかなんか誰も解らない

まあ、そんな感じのコメントでしたね


今回の事件を引き起こした担当者、今のところ彼ただ一人が不正を犯したという事になっていますが、先だっての大手電機メーカーの粉飾決算事件のように、当該元社長たちは一切の関与を否定してますが、確かに”どうやって”という具体的な手段こそ挙げなかったとしても、”俺の経歴に泥をつけるな!なんとしてでも業績を上げろ!”という絶対的指示(命令)に逆らうことなど出来るはずもなく、それこそが粉飾決算を引き起こした元凶と考えれば、今回の件だって本当に”彼が”、”たった一人で”、”自分の保身の為だけに”、”不正した”と言い切れるのでしょうか?
利益至上主義のなか、ミスをミスと報告出来ない・させない企業風土がそこにあったとすれば、彼一人の責任とは決して出来ないだろうし、かの企業(のあの担当者)以外ではそんな不正が起きるようなことが絶対にありえない!だなんて、一体誰が信用できるというのか
それが否定できないのは、原発施設で毎年毎年、必ず数百件もの点検・計測漏れが起きていることからして間違いないですよね


もう一つ不満に思うのが、当初事件が露見した際”要らん不安を掻き立てぬため”かなんかは知りませんが、当該物件の詳細を企業が公表しようとしなかった事
一応、政府?だか所督官庁からの要請で、一転して公表に至りましたが・・・
公共施設にしろマンションにしろ、元請け企業の名前は知り得ても、どこの企業がくい打ちを受注したとかは普通解りませんよね?
となれば、逆にすべての建物で例の企業がくい打ちの受注をしたか住民や利用者では判断できないわけで、それを不安に思う住民・利用者が施設やマンションの管理会社・不動産企業に問い合わせしたくなるのは当然の事
ちゃんと公表しないことで逆に、あらゆる人達が不安になり、今回の件に全く関わりのない多くの企業が対応せざるを得なくなる―よっぽどこちらの方が影響が大きくなってないか?と思うわけです

公表しないってのは、”公表したらまずいから公表できない”ってのは誰だってそう思うわけです
例の担当者が担当したすべての物件で不正が行われたわけではないでしょうが、一般感情からすればこの担当者が係わったすべての物件-どころかこの企業が手掛けたすべての物件というのが正直なところだろうけど-で再検査をするのが当然で、しかし実際にそれを行うとしたら(もちろん書類だけで”問題ありません!”などというレベルでなく)、どれだけの費用が必要となり、会社の存続が危くなるからという”保身”がそこに隠されてやいないだろうかと


業界内では最も信用度が高いとされた企業が引き起こした今回の事件
実際にこの企業が販売したマンションなどは、他よりも”安全性が高い”と高額で売買されていたそうですし、いずれ住民などによる訴訟が起こされるでしょう
グループ企業の親会社が負債を引き受け得るのか、それとも銀行が債権を放棄することになるのか、はたまた社会不安の増大を防ぐためにと税金が投入されることとなるのか・・・いずれにしろその原資は消費者であり利用者であり国民である私たちが払わなければならないという事


どういう結果となるのかはわかりませんが、もう”気のない形だけ・口先だけの謝罪”なんて見飽きました
消費者だってバカじゃありません
いつまでも騙され続ける存在でいると思ったら大間違いです
本当の意味で信用を取り戻し、信頼されるべき存在にまでなれるかどうか、しかとその身で行動で示して欲しいものです


  


Posted by 某所の人 at 16:42Comments(0)戯言

後悔はしていない

2015年10月23日

何だったんでしょうか?

最近とんとテレビを見ない(少なくとも1ヶ月はリモコンすら触っていないorz)ので、せいぜいが新聞のテレビ欄を軽く流し見する程度では今どんな番組があってどんな人達が出てるとか全く分かりません
興味をもって録画したとしても、碌に見る時間も無ければ、気が付けばその事自体に興味が無くなってしまっているなんてことがしょっちゅうなので、最早最初からアンテナを向けることすらしなくなっちゃいましたねー(笑)

なんでこんな話をしてるかっちゅーと、今日、ちょうどオープン前の最後の追い込みでめっちゃ忙しかった時に、テレビカメラを持った、いかにもな3人組が「ちょっとお話し聞かせてもらえませんか?」って来たからです

オープンまであと10分、野菜を並べようと車の荷台から野菜を下ろそうとしてた時、確かに交差点付近にテレビカメラを持った人達がいるのは視界に入っていたんだけれども、その人たちが「おはようございます」だったか「こんにちは」だったか、誰かに挨拶をしてたのを、まさか自分に向けて言っているとは思わなく、完全に無視してしまいました(笑)

もうひと箱の野菜を取りに車に行くと、今度は完全にウチの駐車場にて私に向って「CBCテレビですが」ときましたので、さすがに今度は顔を向けました
ここでうんちゃらかんちゃらと前置きが無かったのは助かりましたが、少しお時間頂けませんか?的な質問だったので、即座に『今オープン前で急いでますんで時間無いです!申し訳ないです!』と、一顧だにもせず振り切ってあげました
ちょっとかわいそうだったかもしれませんが、こっちだって商売ですからね
お客様を待たせるわけにはいきません



・・・結果としてはオープンしてから40分近く全くお客様の影もありませんでしたけどorz
まあ、忙しくなかったとしても断っていたのには変わりないんで後悔はありませんけどね
ただちょっとだけ、どんな番組の取材だったかぐらいは知りたかったかも(笑)

駅前あたりならそういうのもあってもおかしくない(実際にウチの知り合いの店は依然、『西川き〇しのご縁〇す』に出たこともありますし)ですが、なかなかウチの近辺ってのは珍しいですよね
タレントさんがいたわけでなし、事前取材なのか、それともお昼の情報番組の地元紹介5分コーナー的なものだったのか
ウチじゃないどこかを、ちゃんと取材できてればいいんですけどね♪




それにしても最近、某情報誌系ムック本のカフェ特集の掲載依頼が鬱陶しい
取材されて掲載するならまだしも、完全にこちらが掲載料を支払っての依頼広告記事
それでいてその雑誌のタイトルが『決定版!〇〇地方のカフェ本』みたいなんだから笑っちゃいますよね~
画像データからお店や商品の紹介文までこちらが用意して・・・んで記事を作るのが千葉の業者とか(実際に経験済み)

最初っから「広告記事出しませんか?」ならわかりますが、よくわからん会社名出されて、社長さんか店長さんは?とか聴かれて、「ハイ」とか「うん」とか言う度に『ありがとうございます』とかよくわからない対応されて、そんで「決定版なカフェの紹介本にお店の記事を載せませんか?』って、こちらから聞くまでお金が必要だっていう説明を一切してこない(前あったときは10分近くなんか話されてたけど、お金の話は全然無かったなー)
普通あんな言い方されたら、純粋な店主なら騙されちゃうよね~
ん?そうですよ?私は腹黒のすべてを斜に構えて舌を打つ偏屈ものですよ?もちろん!(笑)


テレビにしても雑誌にしても、”雑誌に載っている・テレビに出たことがある”という事がステータスみたいになってしまって、しかも、時に大枚をはたいて書かせた提灯記事でもそれが事実のように認識されてしまうとかあるから、そういう機会を待ち望んでいる経営者も多いのかもしれませんね
そんなんだから、読者というか視聴者というかは常に、それが嘘なのかホントなのかを疑心暗鬼になりながら見なくちゃいけないって・・・
なんだかな~って感じですね
  


Posted by 某所の人 at 18:58Comments(2)ひとりごと

笑うしかない

2015年10月21日

昨日は年に2度の検便の提出日
今回から?なのか、受付時間がちょっと変わって、職員のお昼休憩が15分短くなってた(笑)
その代り、昨日・今日・明日での提出をする人はなんか良くわからん書類を書かなきゃならんかったですorz
法的拘束力(罰則)はないとはいえ、なんかあった時に困るのも嫌なので、1回1人520円、忘れずに提出


昨日はもう一つ、例の業者から結果報告がありました
関係者への聞き取り調査ですね、はい
なんですが・・・まあなんといいますか・・・笑い話にしか聞こえない内容でした

最初の担当者だった人はすでに退職されているので、それ以外の、2~4代目営業担当者、メンテ担当&データ管理担当の計5人が一応関係者との事

一人一人見ていきましょう

まず2代目営業担当者
今回の件に関しては・・・単に次の担当にカートリッジ交換の時期の話をするのを忘れていた(すなわち引き継ぎ不十分)との事
自分の異動に伴う担当交代という事で、バタバタしていて”つい”だそう

最初の事件(笑)がそもそも”引き継ぎ不足(とは向こうの説明)”によるものだったので、それが出来る人間であるのが前提として選ばれたはずだった2代目
結局は一緒でしたね(笑)
聞くところによるとこの2代目さん、元は大阪支店の支店長を務めたこともあるぐらいの方
が、当時売上を上げることが出来なかったことが理由で降格人事された経験があり、今回の異動も、一応は昇進(再昇進?)とされているものの、同じ名古屋市内の支店ならぬ、たった一人ボッチの支所への異動という事で、いわゆる左遷人事との事
うーん、なんでしょうね~この転落っぷりは(@_@)
一度は支店長にもなった方だから能力はあったはずなんでしょうけど・・・
今回の件が起きる前に異動が決まってたわけで、他でも何か問題があったんでしょうかね?
まあ確かに、この方には『まだ先の話ではあるけれど、導入を検討している厨房機器があって・・・』な話等を幾度かしたものの、結局最後までリアクション(返答)が無かったりもしましたので、頷ける話だったのかもしれません

さて、一度も顔を顔を合わせることもなかった3代目さん
ちょうどウチの担当を引き継いだ頃に大きな現場を抱えていたらしく、忙しい事を理由に、そのまま4代目にスルーパス
一応、一度ウチの店に来たらしいのですが、その方曰く「お店がお休みだったのでそのまま帰った」そう
飛び込み営業でもあるまいし、顧客であるお店の営業時間や定休日・担当者名も知らずに、さて一体何の情報を”引き継ぎ”されたんでしょうかね、この方は(笑)
でもですよ、この方7月だか8月だかに昇進したそうで、よほど売上を稼いだのか何なのか、こういう小さなところに全く気が付かない人でもちゃんと昇進できるって、この会社すごいのかもしれません

では続いて4代目
この方は”おそらく催促の電話があった時点でウチの担当にされたんだろう”と私は思い込んでいたんですが、実は9月の初め頃にはウチの担当を言い渡されていたそうで、この時点ですでにウチのカートリッジ交換時期が過ぎているとの報告を受けていたにも拘らず、だけどウチのカートリッジ交換に対して緊急性を感じていなかった為、自分が直接店に顔出し挨拶しに行く方を優先して、だから自分が手が空いたのか、ウチから催促の電話が入ったからなのかで、実際に店に来るのが9月末まで遅くなってしまったそうです
確かに、ウチの店の使用水量からして交換時期が1ヶ月2ヶ月遅くなったとしてもそこまで浄水の質が落ちるという事はなく、緊急性が低かったのは事実です
だけど、一方的に『カートリッジ交換は1年ごとに!』と決めたのは業者側で、実際の交換時期が通常よりも遅くなるにしても、まず先にその旨連絡(この場合、顔出し挨拶する前であったとしても、電話で構わないんだから)をするべきだったはず
今年の新入社員という事で経験が少なかったことを考慮しても、自己判断で完結せずに上司やらにどうすればいいのか確認していればこんなことにならなかっただけに、全く責任が無いとは言えないですね


そしてメンテ担当・・・はひとまず措いておくとして、新たに登場したデータ管理担当さん
一応この方からもコメントを聞いてきてくれたみたいなのですが、ただ「バタバタとしていて(営業に連絡するのを)忘れていた」という一言だけだったそう
4代目さんが何度か聞きなおしても「バタバタしてたから」、「だからバタバタしてたっていってる」としか返ってこず、聞くのを諦めたそうで、中々すごい返答です(笑)
当時何をバタバタしていたのか一切の説明もなし、ただ聞くところによると、今回の件のもう一つの原因ではないかと考えていた『データの管理部署がメンテ子会社から親会社の方に移った』が、実は原因ではなかったっぽいみたいで、この方自身が原因なのかはわかりませんが、ウチの2代目担当が異動になる前からすでにデータ管理が”手が回らない”と半分放り投げていた状態らしく、それですでに何件ものクレームがあったことを踏まえて、親会社が”しょうがない”とデータ管理を引き受けることになったみたいで、本当にこの方(もしくはその部署の方達)では手に負えない程の仕事量を抱え込んでいて結果的に漏れが生じてしまったのか、それともただやる気がなく最初から”仕事なんかしたくない”が常態モードだったのかはわかりませんが(笑)、直に顧客に接する営業と、普段から情報をやり取りすることがほとんどないのが当たり前のような状態だったみたいで、どちらにしても会社自身がちゃんと機能(無法状態が見過ごされる、チェック機能が一切ない)していなかった事そのものが原因のような気がしますね

交換の時の人の話を全く聞いてなかった態度から、ある意味本命視していましたメンテ担当さん
やはりといいますか、他の人に「報告させる」としただけに、全く何の一言もコメントはゼロ(笑)
あの時の全くの他人ごとな態度を、横で聞いていた4代目君すら『あの態度はさすがに無いわ~』と思ったというこの方、まさに”自分は悪くない” ”自分には関係がない” ”自分(的に)はちゃんとやっている”を常に押し通す、会社(親会社の方達にも)でも嫌われているというか疎まれている存在だそうですよ
4代目新人君からすれば会社の大先輩という事で頼りにしようとしてた(過去形?)らしいのですが、会話してる姿を他の同僚やら先輩営業マン達が見ると「よくアイツと話なんかできるな~」なんて言われてしまったとかなんとか
言うなれば、全く役に立たないわけでもなく、それなりに仕事もできるはずなのに普段は邪魔でしょうがなく思ってしまう、マイブームも終わり台所の片隅に追いやられて見向きもされなくなったヨーグルトメーカーとかホームベーカリーとか圧力鍋みたいな台所用品的なその存在(笑)
地雷を踏むのが嫌だから、あえてその存在を無視しようとする―そういう風な態度をされているにも拘らず、我関せずで我が道を行くというこの方には、もはや”何を言っても無駄”が会社の総意となってしまっているとかしないとか・・・


一応言っておきますと、補足的に私の感想を加えていますが、基本は私が聞かずとも4代目君が自分から話し始めた事ですからね?
私の一方的な思い込みじゃないですからね?・・・念のために


もともとココの支店長さん、支店の業績を上げるため自ら先陣を切ってトップセールスに励むタイプの方で、確かに売り上げは残しているのかもしれませんが、部下に「付いて来いよ」とは言うものの、ちゃんと付いてきているかはほとんど気にも掛けない(掛ける余裕がない?)、結果的には全部の仕事を自分で抱え込んで部下の成長の機会を奪ってしまっているというそんな方(この感想を4代目君に言ったら「ウチの支店長の事を良くご存じで」と言われました)

そんな支店長の下だからなのか、それとも支店どころか本社そのものが”人を育てるよりも売り上げを上げろ”を求める会社なのか、”売上さえ上がっていればコンプライアンスなんてどうでもいいやね~”な会社なのかはわかりませんが(笑)、問題の存在を認識してなお放置しているのであれば、砂上の楼閣よろしく崩れ始めたら一瞬、そうなってからでは手遅れだと早く理解すべきだと思うのですがどうなんでしょうか?


とりあえず、昨日の報告では関係者各個人の感想(反省ではない)は聞けたものの、ある種の無法地帯を生み出し放置してきた会社としての反省が全く含まれて来なかったという事で、再提出を言いつけました(笑)

さて、次の報告はどんなものになるんでしょうか
楽しみ~♪
ではまた!
楽しみ
  


Posted by 某所の人 at 18:49Comments(0)ひとりごと

釈然としない感

2015年10月17日

なんか昨日今日と、暑さが少し戻った感じがしますね

光熱費の節約もあって、日中窓を全部開けて・・・ってするんですが、どうしても常時湯沸しでコンロの火がついているとか、厨房機器の廃棄熱なんかが籠ってしまって、気が付くと室内が30度とかになってしまって、結局冷房をつけなきゃならないと
それに虫が入り込んだりもあるのでなかなか難しいところです(´・ω・`)
去年なんかそうでしたが、冷房を使わなくて良くなったと思えば1週間もしないうちに今度は暖房をつけないと寒く感じるとか、お客様の為という理由はあるものの、なんか釈然としませんよね


釈然としないといえば、定期的に新聞に載るレギュラーガソリンの価格記事
昨日だったか一昨日だったかの記事だと、5週連続の下落、愛知県平均だと先週に比べてリッター1.3円の値下がりとなってました

うちは向かいにJAのセルフスタンドがあって、ちょうど私が今みたくパソコンを打つ時の真正面に大きく価格表示がされているのでつい目に入ってしまいます
自分は長距離をほとんど走らないので、多くても1~2ケ月に1回ぐらいしか給油をしませんが、どうせ給油するなら安い時が良いのは当たり前
もう少し安くならないかな~とか、もうそろそろ値上がりしそうだから入れておいた方がいいかな~なんてつい考えてしまいます

向かいのスタンドは夜の12時まで営業しているとはいえ、普段午前様で仕事(&さぼり)をしている私にとっては夜中に給油しに行くのが難しい(面倒くさい)
朝は渋滞路線故、道路向かいのウチの駐車場に直接車を動かすのはほぼ不可能で、大回りして到着するのに10分以上、朝の貴重な時間をロスするのが嫌で、こちらも難しい
となると、仕事量が少ない日曜日の夜か定休日のどちらかとなります
しかし、日曜日の夜は週に一度のお楽しみで飲みに行くので車に乗っていけないので、結果月曜日か火曜日の日中、買い出しとか出かけたついでがほとんど

向かいのスタンドの価格を見ると、多くは週明けの月曜日の10時過ぎ~12時ぐらいの間に10円近く値上がりし、水曜日あたりでわずかに1~2円の値下がり、土曜日か日曜日でさらに3円ぐらい値下がりし、週をまたいでそのまま推移し、再び週末で3円ぐらい値下がりし、2週間トータルで1~2円の値上がりってのがだいたいのパターン
新聞記事と違って値上がりしてても、豊田という場所柄なのか、それでも県平均よりもまだ安いので、文句も言えません(笑)

とはいえ、新聞記事の価格調査が常に一番安くなっている週末しかされないからそうなってしまうのかはわかりませんが、少なくとも一時的には5円10円と値上がりしてるのに、”〇週連続値下がり~”ってのにどうにも釈然としない感を持ってしまうのは自分だけなんでしょうか(笑)


今日は短いですがこの辺で~





  


Posted by 某所の人 at 17:19Comments(0)ひとりごと

ドローン禁止?

2015年10月16日

いよいよ明日から挙母祭りですね
まあ、いつもと変わらずだとは思いますが(笑)、大きなお祭りってことで売り上げは悪そうですね~

自分の地元(町)から、普通に歩いて行ける距離にある神社のお祭り・・・なんですが、これまで一度も見に行ったことがありません(笑)
この業界にいれば、土日なんてものは基本仕事な為、イベントにはあまり縁がない生活を必然的に送ることになってしまうというのもあるのですが、ちょうどウチの町にある神社も、社碑によると景行3年、日本武尊命がこのあたりの森で道案内役がわりの鷲を手に入れたことが起源とされるぐらいの結構由緒あるらしい神社で、挙母祭りほど立派でもないですし、紙吹雪もありませんが、秋のお祭りには町内を山車が練り歩いたりするので、そこまで挙母祭りに対して憧れ(?)がなかったというのもあったのかもしれません

そういえば昨日の新聞に、挙母祭りではドローン使用による空撮を禁止するという記事がありましたね
もう週末に控えたこの時期にようやく?な禁止告知で、どれだけの人がこの記事で”ドローン使うのは止めよう”と思うんだろうか

併せて記事には、これまでも危険を指摘されていた脚立等による高い位置からの写真撮影もなるべく控えて欲しいとのコメントがありましたが、少しでも良いアングルで写真を撮りたいと思う人は多いでしょうから、ダメだと言われても強行する方も少なからずいるんでしょう


そういえばもうだいぶ前の事ですが、いわゆる”撮り鉄”と呼ばれる人が、電車の写真撮影に邪魔になるからと、地元でも名所とされていた桜の木を伐採した(正確には撮り鉄が犯人ではないかとされているだけで、犯人は特定できなかった)なんて事件もありましたね

インターネットの普及やデジカメの高性能化などでにわか写真家が増え、自分の趣味の為というよりか、いかに自分が他人よりもすごい写真を撮れるかを自慢したいが為のような、そのためには多少(?)マナーが悪いのもしょうがないと自分の行為を正当化する輩が増えてしまったのは悲しいことです


ドローンについては、災害時に非常に有用であること、また、これまでの航空写真に比べればはるかに安価で写真撮影ができ、しかも今までなかなか難しかった被写体に限りなく近い低空飛行でより臨場感ある写真も撮れるなどの利点も多いです
しかし、それはあくまでちゃんと操縦が出来るという前提のもと
静止物ならともかく、動く山車を追いながら、かつ、市街地という事で電線等の障害物も多く、それをちゃんと避けれるのかとか、さらには個人が銘々勝手に飛ばせば複数台のドローンが飛び交い、衝突事故が起こり、山車や見物客のところにいつ墜ちるかわからない状況では、そりゃ禁止されるのもしょうがない

個人の善意に任せられるのであればそれが一番良い話ではありますが、こういうのはエゴをエゴと認識していない人には通用しないわけで、どういう形で規制するにしろ、いたちごっこが繰り広げられるんでしょう


こういった技術の進歩っていうのは、とても暮らしに役に立つ一方で、何かしらの害となり得る部分を孕んでいます
携帯電話やスマホが普及したことで依存症の人間を生んだり、24時間営業のコンビニやスーパーが出来、ライフスタイルが深夜型になったことで自律神経失調症の症状が全世代で見られるようになったり

”便利は人をダメにする”とはよく言ったもので、機械に振り回されない生き方というのがもはや難しい時代なのかもしれませんね

それではまた~
  


Posted by 某所の人 at 18:29Comments(0)ひとりごと

中途半端

2015年10月15日

今日もここまでのところ惨敗模様
そろそろ売り上げが上がってきてもおかしくない時期なはずなのに、さてこれ如何に?


今週の火曜日、例の浄水器のカートリッジ交換がようやく行われました
本来の交換時期から1ヶ月以上経って後にこちらから催促の電話をしてからちょうど2週間後

交換作業が終わったぐらいに、普通ならメンテ担当だけで交換したら終了というところですが、遅れて営業担当も来たので、合わせて説教をしてしまいました(笑)
最初から説教をするつもりでいたわけではなかったのですが、あまりにも業者サイドからの説明が無かった為、そういうことになってしまいました

普通考えて、クレームが発生して2週間もあればそれなりの回答があって然るべきと自分なら思うのですが、最初メンテ担当(まだこの時点では営業担当が来てなかった)から得られた回答は「これから原因解明をさせます」でした

ここでちょっと今回の件を業者の説明も併せて順に追ってみることにします
まず最初はウチの店の営業担当が変わることになったところから

6月初め  営業担当が交代することを知る(「引き継ぎに来ます!」の言葉は結局守られませんでした)
7月1日   書類上では新しい担当者に交代
7月初旬  現担当者(当時はまだ担当になる前)が別件での請求書を店に届けにだけ来る
        この時点では新しい担当者が誰なのかの説明もカートリッジ交換の時期に対する説明も何一つなし
8月12日  例年ならこの日がカートリッジ交換の日だったが、いまだ何の連絡も無し
9月1日   浄水器(カートリッジ交換の時期など)の顧客データがメンテ担当の子会社から親会社に移される
9月29日  こちらから催促の電話をする
9月30日  書類上の営業担当と一度も会う事も(話すことも)無いまま、さらに次の担当者に変わる
        新しい営業担当が店を訪れる(ここで正確にクレームを申し出る)
10月8日  営業担当から「まもなくメンテ担当から交換日時の連絡が入ります」とのみ連絡が入る
10月9日  メンテ担当から連絡があり、13日での交換が決まる
        再度、メンテ担当にもクレームを申し出る(ここで一部業者の言い訳が入る)
10月13日 カートリッジ交換が行われる


おおよそはこんな感じの流れ

10月9日にメンテ担当から電話があった際に、本当ならそのまま電話を切られそうになるところを無理やりねじ込んでクレームに対する説明を求めたところ、『9月1日の顧客データの移行に伴って7月・8月にカートリッジ交換する予定の取引先が交換ができていない状況になっている、さらにはそれを連絡するべきであった営業担当が異動に際して引き継ぎが不十分だったことが原因である』との回答を得ました
ここで思ったのが、8月31日まではメンテ担当の子会社に顧客データが確実に存在していて、いつ交換なのかがわかる状況だったにもかかわらず、営業担当に顧客先との連絡を任せっぱなしで、交換時期が過ぎて今だ交換依頼の連絡が無くても全く催促(ここでは営業担当との情報交換)もしてこなかった事に対する疑問です
すでにこの時点でこのメンテ担当からは”自分に責任はありません”オーラがぷんぷんと発生していました

顧客データの移行とか、こういったシステムの変更の時期っていうのは、普通にしていても今までと違うやり方に慣れずに問題(混乱)が発生してしまうものです
だからこそ、なるべく混乱が起きないように事前に考えられるすべての対処・準備をしておくのが普通です
にも拘らず、このメンテ担当者からの発言ではウチ以外にもいまだ交換できていない顧客先があるというのに、顧客データはすでに自分たち(子会社)の手を離れてしまったからどうすることも出来ない・すべては営業担当(の顧客先との連絡不足)が悪いというニュアンスばかりでしたので、少なくとも8月末までデータを管理していたという責任はどうなんだと追及しておきました


で訪れた10月13日
メンテ担当の口から出たのが「どうしてこういう(引き継ぎがちゃんと出来なかった)状況になったのかを、これまでの担当者(前々担当・存在すら知らなかった前担当・責任者たる支店長)から説明させるようにします」だったわけです

今回の事だけでなく、これまでのウチでの担当者とメンテ担当との連絡不足や、そもそもの会社としての情報の共有化が出来ていなかった過去の事例を挙げ、あなた(メンテ担当)にも責任があるんじゃないんですか?って聞いたんですが、「自分は現場で聞いた意見はちゃんと営業の方に上げてきた」と、その意見がちゃんと営業や親会社に伝わっていなかったならば、伝え方に不足があった自分の責任もあると思うのですが、あくまで”自分は自分の仕事を(自分的には)ちゃんとやったから責任が無い”と言い張ります
それゆえの”させます”発言だったんでしょう
そもそもちゃんとあなたが仕事(営業との連絡)をちゃんとしてれば、今日のこの時点でその関係者からの回答もあってもおかしくないのに、それが無い時点で・・・というか、これからさせますって言ってる時点でこの人が仕事をしてないって証拠なんですけどね(笑)
こちらがどれだけメンテ担当の責任を追及しても、まさに”暖簾に腕押し”
たとえこの方自身が責任を感じていなかったとしても、少なくとも会社(確かに親会社と子会社という違いはあっても)として顧客に迷惑をかけたという事では変わりない訳で、何よりまず、こういう事態が起こってしまった事を謝罪するのが筋っていうもんじゃないでしょうかね?
結局最後まで、このメンテ担当者からの謝罪はありませんでした(笑)


謝罪の有無もそうなんですが、もう一つ気になっていたのがこの交換に至るまでの2週間という期間が正当なものなのかという事
一応確認をしたところ、通常であればお客様から交換の申し出があった場合は”だいたい2週間以内”で行われるそうです
ん?なんかおかしくないですか?
ウチの今回の依頼って、”通常依頼”と同じって事?
少なくとも業者の一方的都合(顧客データの移行や担当者の引き継ぎ不備)で迷惑をかけられた顧客からのクレーム(催促)依頼っていう認識があったのか?って
例えばウチの店が12時にバースデーケーキの引き渡し予約が入っていたとして、すでに取りに来られたお客様がいらっしゃるにも拘らず出来ていない状況で、にも拘らず「ほかの作業中なんで(今から注文を受けた場合と同じく)1~2時間かかります」なんて絶対あり得ません
たとえほかの作業の途中であっても中断し、たとえそれでその作業が取り返しがつかなくなるとしても、少しでもお客様をさらにお待たせしないように何よりも優先してケーキ作りに取り掛かるのが当然
もちろんそうならないように、ちゃんと時間に間に合うように作っておくのが当たり前ですが、今回の件のようにどうしたってそれが出来ない状況が起こり得てしまうだけに、もしそうなった場合はどうするべきなのかな訳です

そもそもが今回の件の一番最初に、営業担当(ないし)から「会社の都合で交換時期が遅くなる場合がありますが、ご了承ください」なり、催促依頼をかけてからどうしても物理的に無理(あくまで”難しい”ではなくて”無理”という場合に限りますが)というならば「申し訳ありません!どうしても2週間ほどかかってしまいます」なりの連絡が前もってあれば何の問題も無かったはずなのに、それをしなかったばかりか、対応が後手後手になっていても責任転嫁に終始する


横で聞いていた、今回の件に何の責任もない怒られ役を押し付けられた新人の営業担当君ですらずっと頷きながら「はい、はい」と反応していたにも拘らず、こちらが散々説教をして「あなたはどう思いますか?」って聞いているのに、”え?自分に対して言っていたんですか?よく聞いていませんでした”みたいな反応はどうなんでしょうかね?

さすがに怒れて、取引を見直す発言をしたんですが、それでもそのメンテ担当者からは何の反応も無し、逆に新人君が「すべて自分の責任でいいので、1年、自分の仕事を見ていただけませんでしょうか」なんて、めっさ男前な発言が飛び出したりという一幕も(爆)


とりあえずそんなこんなで、またしばらく業者からの回答を待つこととなりました
この回答を受けて、支店長ないし本社の方に再度クレームを出すかどうかを考えます(おそらく出すことにはなると思いますがね)


結論!
誰の責任かを言い出す前に、まず総意(会社)として謝罪しましょう!




最近こんな怒ってばかりですね(笑)
  


Posted by 某所の人 at 15:35Comments(0)ひとりごと

今季絶望的イチジクとTPP

2015年10月11日

最近の雨って、日中じゃなくて夜中に降るってことが多いですね
外に出かけるって意味ではこの方がありがたいんですが、今日みたいにはっきりしなさすぎる天気だと降っている時以上に出かけるのが億劫になるのは自分だけなんでしょうか?

今年は何が酷いかって、売り上げの悪さはいつも通りとしても(爆)、毎年おねがいしているイチジクが全く入荷しない事
一度だけ、もう1ヶ月近く前に少しだけ入荷しただけで、あとはもうさっぱり
シーズン最初の頃の台風や雨の被害がいまだ残り、もうちょっと天気が持てばひょっとして・・・というぐらいになると必ずといってよいほどやや激しめな雨が降り、本来なら11月に入ったぐらいまでが時期なんですが、正直今年はもう入荷は無いと覚悟した方が無難かと

確かにスーパーや八百屋の店先にはイチジクありますね、値段もお手頃でそれなりの量が並んでて
でも違うんですよねー
ここのイチジクを食べると他のが食べられなくなるんです
だから、ここのイチジクが届かなければウチのショーケースにイチジクのケーキは並ばないと

毎年待ち望んでくださるお客様も多いんですけどねー、出来ないものはしょうがない
それでも「それじゃあしょうがないわね」とおっしゃってくださるお客様たちなので、やっぱり皆さんもあの美味しさを知っているという事なんですかね




さて、農業繋がりの話題で・・・TPP交渉が一応妥結しましたね
まだこれから各国の議会の承認を得られてのちの発効という事で、今の内容が納得いかなければ破棄することはできるとはいえ、かつてガットウルグアイラウンドの時、「工業製品を売る為には農業を犠牲にしても良い」とまで言った自民党(あの頃とはずいぶん体制も変わったはずなのに)、国民の安全よりも経済が第一優先を貫く今の政府を見ていると、いくら国民の反発があったとしてもそのまま議会承認されてしまうんでしょう

ただ、連日の報道なんかを見てると思うのが、いわゆる”聖域”と呼ばれた米や牛肉・乳製品などの主要5品目についてすら、加工品という抜け道(?)で関税撤廃されてしまったにも拘らず、例えばオレンジ(国産柑橘類の出荷時のみ課税される)の関税撤廃に『寝耳に水だ!』と発言する関係者の声なんかを聞くと、え?いまさらそんな発言ですか?って

そもそもTPP自体が”関税の撤廃による貿易の自由化”を謳ったものなのに、なぜに自分の作物についてはなんとか関税を残してもらえるはずだなんて甘い希望を持ち続けていられるのかがわかりません

べつに自分はTPP賛成派でもなんでもないですし、というかどちらかといえば反対派なのですが、そう決まってしまった以上、もしくはそういう前提で交渉が行われてきたのだから、いかに早くから関税撤廃の影響にどう対処すればよいかを考えておくべきであり、それがリスク管理というものじゃないんでしょうか

確かに交渉の内容について守秘義務があって、どういう結果になるのか予測が出来なかったというのはあったのかもしれませんが、関税が残されれば御の字、常に最悪の状況を考えてこそのリスク管理であり、それが嫌ならこれまでにいくらでもTPP交渉参加の是非を問う機会(選挙)があったのだから、そこでもっとしっかり反対するべきだったと思います

一方でかつての影響力こそ見る影もなく弱体化してしまっていますが、これ幸いと族議員と呼ばれる人たちが、ガットウルグアイラウンドの時の6兆円を超える農業保護予算を主張されていますね
あの時の米・牛肉・オレンジの主要3品目よりもはるかに多い関税撤廃(もしくは段階的撤廃)品目にたいして、どれほどの利権が存在しているのか、あの方たちはこれからウハウハの生活が待っているという事なんでしょう(笑)


でも忘れてはいけません!
かつてガットウルグアイラウンドでコメの自由化を阻止したがために受け入れざるを得なくなった”ミニマムアクセス米”
必要・不必要を問わず、必ず規定量を輸入しなくてはならないというこれの存在により、それまで生産者米価の下支えをしてきた政府による非常時に備えての備蓄米購入がこれにとって代わられ、結果的には生産者米価が一気に下落したことを
さらにはほぼ市場に出回らないこのミニマムアクセス米の処分(一定期間後に新たな備蓄米と交換される)に絡んで起きたのが、大手スーパーも巻き込んだ偽装米事件だったことを

今回も一時的な関税の維持こそできたものの、ミニマムアクセス米と同様な最低輸入枠が設けられましたし、ならば関税が維持できたことが良い事と本当に言えるのだろうか

Boo-logでもおなじみの夢農人のメンバーさんたちのように、気概を持って変革に立ち向かおうとする農家さんたちがいる一方、全体からすればおそらく8割9割の農家さんは、言い方は失礼ですが”ただ農業をやっているだけの農家”に分類されてしまいます
それは飲食業界や一般家庭から”キレイ”で”形が整っていて”、安全よりも農薬を使ってでも”虫のつかない”そんな野菜を求められてきた結果だとはいえ、それに唯々諾々と従い、自ら考えることを放棄して変革に対する対処を怠ってきたという事

農協に言われるがままに農薬を使った慣行農業を続け、赤字が出てても、一部の農地を転用して建てたアパートの家賃収入などで生活する分には何ら困らない
この道ウン十年のベテラン農家のはずなのに、規格以外は味の違いも判らない


確かにTPPの影響で国内農業は壊滅的な状況に陥るのは間違いないでしょう
しかし、農業従事者の平均年齢が60歳を越えるともいわれる中、TPP妥結がなかったとしても日本の農業は崩壊すると言われていたのだから、5年後なのか10年後なのか、同じ結果になっていた可能性が否定できません
ならばその未来が少しぐらい早まったとしても、それに巻き込まれる生産者や消費者は確かにたまったものじゃ無いでしょうが、その負担を負うのが自分なのか他人(自分の子や孫)なのかという違いだけ
となれば、悲嘆して波に流されるよりかは、数多の困難が待ち受けようとも、自ら波を超えるべく考え行動する方がよほど現実的と思うわけですよ

まあ、自分は実家が農家とはいえ、純粋な農業関係者とも言えませんし、かといって純粋な消費者とも言えない立場故、他の方々とは意見が違うかもしれませんが・・・すべては戯言という事で(笑)










さて、話は変わりますが、豊田市美術館が約一年の改装を経てリニューアルオープンしましたね
ちょうどこの週末から12月6日までの間、いろんなオープニングイベントが行われていて、毎月第3土曜日に桜城址公園で行われているというマルシェもこのイベントに合わせて美術館の庭に場所を変えて明日まで3日間の臨時開催がされているみたい

なかなか美術館に行く機会が作れない(月曜日ぐらいしか自分が動けないから)ので、明日は少し仕事をさぼって(笑)、10数年ぶりに美術館にでも出かけてこようと思います
凄い混雑でしょうけどね~




  


Posted by 某所の人 at 20:28Comments(0)戯言ひとりごと

これってウチだけの話なのか?

2015年10月04日

今日もここまで大惨敗
今週もずっとこんな感じ
景気の良い話っちゃーどっかに転がっとらんかね~( ;∀;)


最近思うのだけど、ウチって業者から嫌われてるのかな?って

毎年夏(8月)に交換することになっているはずの浄水器のカートリッジ、去年一昨年の交換時期を1ケ月以上過ぎても何の音沙汰がなかったので、しょうがなくこちらから電話してみました

このカートリッジ交換については過去に書いたことを覚えてる方もいらっしゃるかもしれないですが、毎年毎年何らかのトラブルが起こってきました
まだ今回を含めてもたった3回目の交換
にも拘らず3回目のトラブル(笑)

一番最初の年のトラブルは、もともとこのカートリッジ交換に関して決まった取り換えの時期というのが決まっておらず(一応目安として1年から1年半ぐらいとされていた)、しかも使用者である私たち飲食店のほうから交換の依頼をしなければ業者から交換を勧められることはないという状況でした

業者曰く『交換には金銭が発生する為、交換するかどうかを決めるのはあくまでお店側であり、私たち(業者)ではない』というのが一応の理由だったらしい
ただ、私たち飲食店側からすれば、確かに金銭の負担は大きなものとはいえ、そもそもちゃんと浄水器を導入するようなお店なら端から必要経費としっかり認識しているはず
とはいえ、そもそも中身の一切見えない浄水器の中のカートリッジの目詰まりの状態を私たちが判断することは難しいですし、日々の営業の忙しさの中で、浄水器がちゃんと機能しているという前提で作業している為、わざわざ毎日浄水の状態を確認するってことはなかなか手が出難いもの
気が付かぬまま本来の交換時期をはるかに過ぎ、お客様にはすでにその味の変化を気付かれていたかもしれない中、たまたま自分で飲んでみたのか、それとも料理の味がおかしいと感じるようになったのか―いずれにしろ全く浄水器が働かなくなってしまってから気が付くわけです
そうするとお店は慌てて交換を依頼するわけですが、これがまたカートリッジそのものを業者が常備していない為、まずは業者がメーカーから取り寄せするための日数(約4日)が掛かってしまい、一刻も早く交換を望む飲食店からすればとてもイライラが募ることになります
そういうトラブルが何度となくあったのか、そういう事態を回避するためにも『使用状況は考慮せず、1年ごとに毎年カートリッジ交換をするという交換の目安を設定し、業者から飲食店側に交換時期をお知らせするルールを作った』そうです
こうすれば、どんな理由があるにしろ、ちゃんと連絡があったにも拘らず交換を依頼しなかった飲食店側に責任の所在が移るわけで、クレーム要因の一つが減らせられるというわけですね

そういう仕組みが、ウチの店がオープンした翌年のちょうど9月に出来上がった・・・らしい

なぜ『らしい』なのか?
それはウチの店にはその連絡が全く無くて知らなかったから

そしてそのさらに翌年(ウチの店からすれば浄水器を使用し始めてから2年弱経過した)のちょうど8月のお盆直前の週末、3つ設置しているウチの一つの浄水器で酷い水漏れが発生し、それをどうにかしてもらうために業者に修理依頼をしたのがきっかけでした

この時の電話依頼の時もまあ凄い対応をされましたね(笑)
なんてったってこの業者は”1年365日いつでも対応”を謳っているというにも拘らず、「水漏れしているので一刻も早く何とかしてほしいのですが」とこちらが言えば、「週末(この日が土曜日だった)で会社も休みなのでどうすることもできません」と
さらには「まずはこちら(業者)が見積もりを出して、それを確認(発注のサインをする)していただいてからカートリッジを取り寄せするという流れ(決まり)になりますので、少なくとも(お盆期間がその間に入る為)1週間以上は掛かります」となり、揚句は「その(浄水器が使われている)水栓を使わなければいいだけじゃないですか」という対応

まあなんというか、素晴らしすぎる対応ですね(笑)

たまたま、もともとの取引相手がその業者の支店長さんだったことで携帯番号も解っていたので電話してみると・・・「そんな対応あり得ません!本当に申し訳ありません」と平謝りされました
なんとかすぐにカートリッジを取り寄せ(メーカーは休みだったが、ほかの支店に取り置きがちょうどあったのを送ってもらったそう)してもらい、なんとか4日後には交換してもらうことが出来ました

そんなことがあって、交換に来た担当者にどうなっているのかを問いただしたところ、先の決まり『去年の9月以降は1年ごとにカートリッジ交換のお知らせをする決まりになっている』を言われたわけです

なぜウチの店だけが見落とされていたのか?
結局原因は、ちゃんと引き継ぎもせずに退職した当時の担当者の連絡ミス(この担当者のほかの取引先はちゃんとできていたそうなのに!)という、”死人に口なし”的結末で幕を下ろされてしまいました

一応、その決まりが出来る数ヶ月前、6月ぐらいだったかに機械の調子が悪くなってメンテに来て貰った時、当時の営業担当とメンテ担当の両方に「いつぐらいにカートリッジ交換すればいいのか連絡してほしい」とそれぞれ別の機会に告げてはいたんですけど・・・メンテ担当者に私が言ったことは無かったことになっていました(笑)

この時は、私たちもよく使うフレーズでもありますが『今後こういった事が無いようにしっかりとやっていきますので、何卒お許し願います』を、支店長が”私の顔に免じて”と(先方が言い出して)終わりました


それからしばらくして新しい担当者が営業を引き継いだと挨拶に来られ、その後その担当者とはいつも私のタイミングが悪い時に現れるということを除けば、1~2ケ月に1度は店に顔出ししてくれてはいたので、まあそれなりに不満なく付き合いをしていました


そして2度目
前年はまあ緊急を要していたということもあり、カートリッジ交換を行ったのがまさにお盆の13日だったわけで、だからその年は「あくまで去年は緊急だったから、今年は前後1ケ月ぐらいの余裕のある時に交換してください」「お盆期間中は除いてください」と6月ぐらいから営業担当に話していました
そうこうしているうちにその後営業担当が店を訪れることも連絡が来ることもなく8月になり、そしてようやく連絡があったと思えば早いところではすでにお盆休みに入った12日に「では明日(13日)に交換に伺わせていただきます」とメンテ担当から

「いやいや、お盆の時期は外してねって営業に伝えてたはずですよね~」って言ってみれば、「そういう連絡は受けておりません、去年の交換の日に合わせて伺うことにしただけです」と

まあ来てしまったものはしょうがないので(それにやっぱりお店は暇だったので)交換してもらい、でも来年はお盆は外してくださいと念押ししてメンテ担当者は帰りました
その後営業担当が来て、「すいませんでした、連絡が行き届いていませんでした」と謝罪
実害的には自分の希望が聞き入れてもらえなかったという怒りの心情以外になかったので、「まさか3度目は無いですよね?」と、ちょっと大人げない発言で終わりにしました



そして今年です
3度目です

もちろん今年も、ちょうど5月の終わりぐらいに営業担当と何度かやり取りする機会があったので、浄水器の交換時期の話をちゃんとしておきましたよ?
そうしたらちょうど6月いっぱいで配置転換することになったそうで、「改めて新しい担当者と引き継ぎに挨拶しに来ますのでその時に詳しく話しましょう」と言われていたのですが・・・もうお分かりですね?はい、そのまま引き継ぎの挨拶もなく、何の連絡もないまま今に至ってるということです

半ば”今年はどういった言い訳をしてくれるんだろうか?”とワクワクしながら(笑)、先週の火曜日の3時過ぎぐらいにこちらから電話をしてみました
担当が変わったことで携帯に繋がるかわからなかったので、会社の電話番号に
淡々と「例年おねがいしている浄水器のカートリッジ交換が、昨年の交換時期を1ヶ月過ぎても何の連絡もないんですがどうなっているんでしょうか?」と
電話窓口の方に「早急に担当者に確認をとって、こちらから連絡させていただきます」と言われたのでそのまま受話器を置き
『すでに帰られた後でした』なんてことが無いよう、ここまで待てば十分だろうという夜の11時過ぎまでその日は店にいて

そして翌水曜日、全然連絡が無いな~って思っていた4時を過ぎたぐらいにようやく業者らしき人が店に訪れました
前に一度、営業さんが新人研修で連れて回って(挨拶して)るんですよ~って、一応名刺だけは貰っていた見覚えのある方でした

いや、正しくは5月のやり取り(備品の発注依頼)の後、7月中頃だったかにその時の請求書をわざわざ手渡しにだけ来られ、本当に請求書だけ渡されただけで挨拶もなくそのまま帰られたその時にもう一度お会いしていました


そんな3度目に顔を拝見したその方ですが、新しくウチの店の担当になりましたので今後よろしくお願いしますと名乗られた後にそのまま「浄水器のカートリッジ交換の件でご連絡いただいたそうですが・・・」と

聞けばちゃんとした担当先を受け持つのはウチの店が初めてだそうで、新人にありがちな何も解らないまま知らされないまま”お前あそこの店に行ってこい!”と送り出された感ありありの表情

何も解ってないんだからしょうが無いんだろうけどね~こちら側からすればまず何より、1ヶ月も連絡もなく過ぎてしまったことへの謝罪をしてもらわないと先に進めないんだよね~(決していやがらせというわけではなくね)

さらに聞くところによれば、本当は別の人がウチの担当になるはずだったのだけれど、その者の担当エリアの絡みで自分に回ってきたとの事
そんな話、前回請求書を持ってこられた時には何の説明もありませんでしたよね?と聞くと、その時はまだ自分が担当者に決まる前だったからそういう挨拶はしなかったんだそう

この新人さんを虐めるつもりは全くないので(←本当か?)、ちゃんと『あなた自身が悪い訳ではない』と前置きしたうえで、これまでの浄水器のカートリッジ交換に絡む一連の出来事を話し、『担当者間の引き継ぎすら碌に出来ない会社そのものの問題』を提議し、早急に対処してくださるようお願いしました(笑)

見積もりを出しましょうか?と聞かれたのですが、先にこれまでと同じ金額で(交換)させてもらいますと言われていましたので、契約書は後に書くとしてこのままカートリッジの注文を先に済ませておくようにも話しました


なんですが
それからまだたった4日しか経ってないとはいえですよ?
でもね
やっぱりまずは何より、会社としての謝罪は早急にないとあかんと思うわけですよ
その上で、(ウチに)迷惑をかけたこともありますし、早急に交換の手配をしてその日程を連絡してくるのが筋なんじゃないかとね

どうせ次に連絡してくるのはまたしても”そこら辺は自分にはわかりません”なメンテ担当であり、それゆえ”自分に言われてもどうすることもできません”と返答されるだけのメンテ担当なわけで・・・じゃあ今回について誰が謝罪して、誰に責任があるかの報告はいつなされるの?ってなるわけですよ

”2度あることは3度ある”な今回
何も解らない新人担当者とメンテ担当者に任せて有耶無耶にされるのはさすがに無理ですよ~

楽しみだな~今回はどういう決着になるのかが(←悪趣味~)




ウチの店?っていうか私自身のせい?かはわかりませんが、この業者にかかわらず、ウチの取引業者の半分(過去も含めて)とは大なり小なり何らかのトラブルで喧嘩(?)したことがあるんで、やっぱりウチみたいな零細取引先なんてのは所詮そんな程度にしか扱われないってことでの普通なやり取りなのかもしれませんね(笑)


面白い結果になったらブログにUPしますね~ではまた~♪





  


Posted by 某所の人 at 20:01Comments(2)ひとりごと

それって信用できる話なの?

2015年10月02日

暇でんな~
先週今週と目に見えてお客様の数が少なくなってる~( ;∀;)
常連さんも来店頻度が下がってて、ほんとどうしよう!って感じ
こんなんで今月末に控える5周年がちゃんと迎えられるんでしょうかorz

一昨日の新聞に『今年の夏以降バターの生産が回復してきた』という記事がありました
今年の需要分を賄えるという予想から、今年の秋に予定されていた海外からの緊急輸入を取りやめるとも

まだ小売り店の店頭には十分な数量が出回ってはいないものの、これからクリスマスシーズンに向けてちょうど6月の緊急輸入分が市場に出回ってくることも取りやめの要因となったみたいですね

さてこの記事、本当に信用してよいのでしょうか?

確か去年、クリスマスシーズン前にバター不足が相変わらず問題になった際、政府が各乳業メーカーにバターの供給量を増やすよう依頼し、確かに各メーカーもそれに応えて供給量を増やすことになったという記事が新聞に載ったことがありました
しかしながら、実際には小売店の店頭に並ぶ分もほとんど変わらず(バカ高い高級輸入バターやバター風味マーガリンは確かに増えていましたね)、それどころか私たち業務店に対する供給量が却って減らされたなんて事実があります
メーカーの担当者によると、ただでさえすでに一部の乳製品の製造をストップしてまで生乳をバター製造用に回している中で、生乳そのものの供給量が減っているのに、どこから生乳を調達すればよいのかさっぱり分からないと
その新聞記事が載った日、会社(メーカー)の人間はみんな『あり得ない』と笑ったそうです
そして事実、メーカーからは供給量が増やされるどころか減らされる結果となり、じゃああの記事は一体何だったんだ!って事になるわけです

人間というのは先が見えないことに関しては恐怖心を抱くもので、非常状態がいつまで続くかわからないとなるとそれに対して不満をぶちまけるようになります
しかし、結果はどうであれ、いつぐらいには回復していくとか希望的予測を出されれば『じゃあ、もう少し我慢すればいいんだ!』と不満のガス抜きが出来るわけです

そういった効果を狙ったのかどうなのかはわかりませんが、もしあの記事が載っていなかったとしたら、更なる先行き不安から消費者が再びバターの買い占めに走り、ますます店頭からバターが消えるという現象が起きていたのかもしれません
これから先店頭に並ぶ量が増えるということが解っているのであれば、わざわざ必要量以上にあわてて買い占めに走ることもしなくて良くなれば、見かけ状の供給量が増え、結果的にはパニックが起きる確率も減るというわけです


そんな事実を踏まえた上での今回の記事ですよ
そもそもその政府が言う賄えるであろう需要量ってどの数字を基にしているんだろう?

ウチら業務店においてはすでに1年半近く、その前の年の発注数に対して60%しか納品してもらえない状況が続き、本来であれば100%バターで作りたい商品をマーガリンと併用したり、その他植物性油脂(ウチの店では製菓用の白ごま油とかオリーブオイルとか)で代用したり、そもそもバターをたくさん使用する商品を減らしたり・・・一般家庭においても同様にお菓子作りの回数を減らしたりバターを使う料理をなるべく作らないようにしたりと、数少ないバターで何とかやりくりして、いわば我慢した状態の昨年販売実績を、まさかそのまま”昨年度の需要量”だって言わないですよね?
買えるものならもっと欲しいというお店や一般家庭は多いはず
少なくとも今のバター不足が始まる前の、スーパーなどの小売店の店頭には十分に数が並び、業務店には発注量の制限がなされなくなって初めて”供給が回復した”となるわけで、今までの30%40%も製造数が減っていた状態から、一体どれくらいが回復して、どれほどの需供バランスが改善されたのかをちゃんと数字に出して欲しいと思うのは自分だけなんでしょうかね?


一部の高級品でなくとも、普及品レベルのバターがただでさえ円安(&関税)のせいで国産バターよりも割高になっていて、しかも輸入される海外バターの多くが流し込みと呼ばれる10kgとか15kgの大きな塊の為に、大量に使う業務店ですら非常時でなければ使うのを躊躇うものであり、実際に卸業者もその、高くて使い勝手が悪すぎる輸入バターが予想以上に売れ残っていて、政府による緊急輸入分の入札に参加を見送ったりする事も多いと聞きます
そういう意味では確かに市場にバターが余っていて、さらに供給量が多少なりとも回復してきたとなれば・・・確かに政府の言う通りに需要が賄えるというのは正しいのかもしれません

しかし、何度も言っている通りに、そもそもが政府の緊急輸入分に供給が左右されるような状態そのものが異常な事態であって、バターに限らず、酪農家の離農がますます深刻化し、生乳の供給量そのものが年々激減していること事体を改善しなくては、根本的な意味で何一つ変わらないということを政府は理解するべきである
よもや米などと同様に、国内供給量が賄えなくなる為という大義名分で、TPPにおける乳製品の関税撤廃並びに輸入量の増加をなし崩しにでもしようというのだろうか?

推進派による、関税の撤廃による安価な商品の供給は消費者の為になるという意見は確かにそうだとしても、安価な製品に市場を奪われ、廃業する生産者が増加し、結果失業者も増加し、日本経済そのものも低下することでその安価なはずの製品すら購入できなくなる可能性
そしてひとたび災害や戦争が起これば輸出国が輸出そのものを取りやめ、国内で生産する術をすべて失ってしまうかもしれない自給率0%の中でどうやって需要を賄えるというのか

全ては政府(総理大臣)が総合的に判断するの一言で説明責任を果たしたとする今の政府に言ってもしょうがない事なのかもしれませんがね(笑)
  


Posted by 某所の人 at 14:27Comments(0)戯言